対象:家計・ライフプラン
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インフレと資産運用
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こんばんは。
ファイナンシャルプランナーの上津原です。
インフレのこと、どうしても気になりますよね。
まずは、資産運用からお話します。
10年後にマイホームのご予定があるようですね。
では、マイホーム資金の資産運用についてですが、安全性重視がよいと思われます。
仮に、毎月1万円(年間12万円)ずつ投資すると10年後には、(複利計算で)
運用利回り
3% 137万円
4% 144万円
5% 151万円
6% 158万円
となります。運用利回りを3%→6%へアップさせても、10年間では21万円の差でしかありません。1ヶ月に換算しますと、1750円の差となります。この程度の差であれば、家計の節約によってカバーすることが出来そうです。
インフレの時は金利も上がる傾向があります。よって、満期が短いものや、変動金利のものが有効となります。
確定拠出年金のような長期的な運用になると、積極運用でもよいでしょう。
先ほどと同様、毎月1万円の場合で比較します。
毎月1万円(年間12万円)ずつ投資すると25年後には、(複利計算で)
運用利回り
3% 437万円
4% 500万円
5% 572万円
6% 658万円
となります。確定拠出年金は、ファンドごとの毎月の積立額の変更やファンド間の資金の移し変え(リバランス)が年間一定回数までは手数料がかかりません。運用利回り6%となると、外国債券だけでなく株式の運用も必要になってきます。極論を言うと、世界の株式相場がバブルでない限り、株式100%とするのも一つの方法です。
次に、家計についてですが、
見させていただいた限りでは、支出は多いものの計画的に貯蓄が出来ておられます。
教育費やマイホーム以外の夢のために貯蓄が出来るとなおよいでしょう。
年払いにすることでメリットが出るものは年払いにします。
家計も、資産運用も、何のためにお金を使うのかを考えることが大きなポイントです。
評価・お礼
ゆうほん さん
さっそくのご返答ありがとうございました。
10年後の複利運用利回り、大変参考になりました。ほんとうに月1万円×10年では運用率を上げても、家計の節約でなんとかなってしまう金額なのですね。
現在月4万円で積立貯金をしている子どもの学費も、運用時期が13年後だとすると、比較的安全性重視の方が良さそうですね。
確定拠出年金に関しては、上述の通り、比較的積極運用で構成しました。(はじめたばかりですが・・)
夢の為の貯蓄、良いですね。
旅行や家電購入の為に積立貯金をして年6万の予算で、1泊旅行や家電を買ったりしています。
その他に夢貯金とゆうのを加えて、使い道を家族で考えるのも楽しそうです。
こういった目的別の自動引落としの積立貯金を1年で組んでおりもうすぐ満期が来るので、少しだけまとまったお金をどこに移そうか悩んでいるところです・・。
温かみのあるご回答、ありがとうございました。
また、機会があれば相談にのってください。
回答専門家
- 上津原 章
- ( 山口県 / ファイナンシャルプランナー )
- 上津原マネークリニック お客様相談室長
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「上津原マネークリニック」という名前には、お金の無理やストレスのない「健やかな」暮らしを応援したい、という思いがこもっています。お客様の「ライフプラン設計」を第一に、また「長いお付き合いを」と考え顧問スタイルでライフプランを提案します。
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この回答の相談
夫36歳・妻35歳・長男6歳(幼稚園)の3人家族です。
1年前までまったくのザル会計で、気がついたら共働き時の貯金が5年間で400万程減ってしまっていました。
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ゆうほんさん (愛知県/35歳/女性)
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