特約期間終了後の件

GTSさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。

『金利があがっているとも聞いていますし長期で考えた方が良いのでしょうか?』につきまして、ほぼ毎年のように繰り上げ返済を行えるのでしたら、早期完済を目指すことになりますので、わざわざ高い金利で住宅ローンを組む必要はありません。

よって、この場合、変動金利や短期固定金利で住宅ローンを組むことになります。

この場合とは逆に繰り上げ返済は3年に一回程度という場合は、早期完済とは行きませんので、多少金利が高くなっても凶器固定にした方が途中から金利があがって毎月の返済額が増えたりすることはありませんので、将来のマネープランが立てやすくなります。

GTSさんはどちらに該当するのかで、選ぶようにすればよろしいと考えます。

尚、『また、借り換えも検討した方が良いのでしょうか?』につきまして、特約期間終了後のローン金利はどの場合でもかなり高めとなっています。

一般的に借り換えを行うことでメリットが出る要件として、
1.借入残高が1,000万円以上残っていること。
2.返済期間が10年以上残っていること。
3.ローンの金利差が1%以上あること。
などとなります。

提示されているローン金利なども考慮した場合、借り換えによるメリットが十分にあるものと思われます。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン　渡辺行雄