対象:住宅設計・構造
子供の感受性
こんにちは
コンクリートの建物と木造の建物、それぞれ一日缶詰でいると''外気と室内温度のバランスに差がある''ことに気づきます。
''コンクリート''は空気を通さないこととコンクリート自体に蓄熱作用があるため、断熱材の作用を無視すると外気の気温変動が半日ずれで室内に影響を与える実感があります。
特に夏の西日が強い面は夜中まで室内が暑く、外の方が涼しいといった現象が生まれます。
一方、''木造''の建物は「木」自体が多少呼吸するので、室内温度と外気温のクッションの役目を担う場合があります。
そう考えると乳児から幼児期のお子さんは自然界のサイクルとのずれを敏感に感じ取るのかもしれませんが、私もコンクリートマンション育ちなので自分自身どう影響していたかはわかりません(笑
高層階に住むお年寄りから、「高層階用エレベーターは5階建て程度のエレベーターより高速のため、気圧変動が身体に合わないからイヤだ」という話を聞いたことがあります。
''お子さんとお年寄りは「三半規管」が弱いため、酔う症状に似た現象が起こりやすいようです。''
近所の公園などに行く習慣をつけ、物の距離感を養うために地上で遊ぶことも小さなお子様には必要なことかもしれませんね。
とはいえ、大人になれば誰もが憧れる高層からの景色を手に入れられているわけですから、お子様の成長とともに「これでよかった」と思えるようになると思います。
ご参考まで
やすらぎ介護福祉設計 斎藤
回答専門家
- 齋藤 進一
- ( 埼玉県 / 建築家 )
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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この回答の相談
分譲マンションの高層階に住んでいるものです。夫婦と一歳の子供の三人家族で、近い将来、二人目の子供も欲しいと思っています。
ものの本によると、子供の成長にとって三歳までの住環境は重要で、コ… [続きを読む]
Godzillaさん (東京都/40歳/男性)
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