過去にとらわれず、明るい未来に目を向けましょう。

こんにちは、kyanakoさん。My人事の葉玉です。

他のカウンセラーの方が、的確なアドバイスをされてらっしゃるので、
私はちょっと別の観点から、アドバイスをさせていただきます。

今の時代、哀しい事ですが“仕事”という組織環境の中で、人としての心が
失われているケースが随分と目立つようになってきました。

黒澤明の映画で「羅生門」という作品があり、一つの事件に3人の当事者と
一人の傍観者がいて、4人とも微妙に違った視点でその事件を論じる、と
いうストーリーです。

つまり、何が真実かという問題ではなく、人によりモノの見方は違うもので
あり、それをもって“悪”や“正義”を簡単に論ずることは出来ないという
哲学的なテーマも見え隠れする作品です。

これを、今回のケースに当てはめて考えれば、上司のパワハラの度合いが
全ての人間にストレスを与えるレベルであれば、その組織は遅かれ早かれ
崩壊すると思われますが、多分微妙にコントロール(マネジメント)して
いるのではないかと思います。

このレベルに対抗するには、それなりの経験や知識が必要でしょう。

今後、kyanakoさんとしては、人を育ててくれる土壌(風土)をもった会社を
転職先の目標にし、その点について、徹底的にこだわり、探された方が、良い
のではないかと思います。

また、今回の経験をトラウマとしないためにも、会社以外での友人を持てる
機会を、積極的につくられては、どうでしょうか。

趣味のサークルや、カルチャースクール、ボランティア活動などなど。

そういった温かい人間関係(人間環境)が、きっと、これからの長い人生、
kyanakoさんを大きく育ててくれる“肥やし”になる事と思います。

人生は、まだまだ、これからです。
パワハラ上司の事など、サッサと忘れてしまいましょう。

末筆ながら、kyanakoさんの今後の人生が、楽しく明るいものとなる事を
確信し、心からのエールをおくらせていただきます。