住宅ローンの件

ひまわりちゃんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。

住宅ローンを組むに当たり、ほぼ毎年のように繰り上げ返済を行うことが可能ということでしたら、早期完済を目指すことになりますので、わざわざローン金利が高い長期固定金利でローンを組む必要はありません。

よって、この場合、変動金利や短期固定金利で住宅ローンをくむことになります。

これとは逆に、繰り上げ返済は3年に一回程度などということでしたら、早期完済とは行きませんので、長期固定金利にすることで、途中からローン金利が上がり、毎月の返済額が増えたりしませんので、将来のマネープランが立てやすくなります。

ひまわりちゃんの場合、どちらになるのかで、ローン金利を決定していただくことになります。

尚、ふたり合わせた手取り月収金額に占める住宅ローンの負担割合につきまして、28%以内に収まるように、住宅ローンを組むようにしてください。

ローン負担の割合が30%を超えてしまうと、思うように貯蓄ができなくなってしまい、将来予定しているライフイベント資金にも、支障をきたすこともあり得ます。

住宅ローンの返済は長期に渡りますので、ローンの選択に当たっては、将来予定しているライフイベント資金などのことも十分に考慮したうえで、決定するようにしてください。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン　渡辺行雄