対象:住宅設計・構造
施工の際は注意が必要です
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hanaburaさん、はじめまして。
design studio bAOBabの鈴木と申します。
都心部の狭小宅地、住宅密集地ではルーフバルコニーを設けることはとても有効だと思います。
ただ屋根を葺く場合よりもコストがかかり、木造の場合、躯体が動きますのでしっかりと防水をしても、絶対に雨漏りをしないということは100%言い切れない部分があります。従って、特にバルコニー下に部屋がある場合は、施工の際はより注意が必要です。
また住宅保証機構などでは面積制限もされていますし、来年(10月引渡分)から始まる住宅瑕疵保証でも雨漏りの原因になる部分の保証については厳しい設定がされると思います。(来年スタートですが、今年から準備が必要です)
もう一つ、3階屋根にバルコニーを設けたい場合、バルコニーの出入口となる塔屋部分は建築面積の1/8以下の場合、高さには含まれませんが、北側斜線、日影規制などは緩和規定がないので注意が必要です。
最後にルーフバルコニーを設置する場合、少しバルコニーの手摺壁を高くすると周囲の建物が目に入らなくなり、都会の喧噪を忘れ、空が自分だけのもののように感じると思います。
ルーフバルコニーのある素敵な家ができるといいですね。
御参考いただければ幸いです。
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