対象:ペットの医療・健康
柔らかい肉球
ネコちゃんの病気で、プラズマ細胞という細胞が関与するぶよぶよした肉球の出現、あるいは肉球の糜爛性炎症、潰瘍性炎症が起こってしまうことが知られています。抗生剤、ステロイドの投与で糜爛や潰瘍は治りますが、常にぶよぶよしたやや大き目の肉球になってしまいます。最新の犬の皮膚病の情報はチェックしていませんが、当院にある比較的新しいアメリカの皮膚病学にも、ネコのようなプラズマ細胞が関与する肉球の病変は見当たりません。
ももママさんのコーギーちゃんの場合は、恐らく最初、柔らかいところから歩くトレーニングをして、徐々に硬いところに移っていけば、肉球も硬くなると思うのですが・・・。
また血中の亜鉛も肉球に影響を及ぼすと言われていますので、亜鉛の配合されたサプリメントを上げるのもいいかも知れません。最近、養豚場の豚さんの肉球が潰瘍を起こす病気を、私の後輩の獣医師が研究していますが、治療法は、様々な微量金属の含まれたサプリメントを餌に混ぜることだそうです。
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