対象:生命保険・医療保険
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笹島 隆博
医療経営コンサルタント
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ガン保険について
はじめましてクロスロードの笹島です。
ご相談のガン保険は損害保険会社の実損填補型ガン保険だと思います。
この保険の約款の22条の文章にあります同様の保険に加入している場合
には告知義務があると書いてありますが、これは同じような実損填補型ガン
保険に加入していることを意味しています。
それはどういうことかと申しますと、仮にガンになって1,000万円の請求を
2つの保険会社にされた場合に、2社から1,000万円ずつ出てしまっては、
保険契約の公平性の原則から外れて、焼け太りになってしまいます。
そこで、このようなときに損害保険会社では、実損填補型の保険加入契約者
に対して、2社からの支払いを半分ずつにして各社500万円ずつを支払うよう
にしています。このことを専門用語で書いているのがこの約款の文章です。
しかしながら現時点では、まだこの22条に該当する実損填補型ガン保険は
この保険会社以外ありませんので、重複して生命保険会社の固定給付型の
ガン保険に加入されても、保険金は重複して出ますのでご安心下さい。
補足
ガンの治療において一番の問題点は、ガンの医療について
自分自身で勉強しておかないと、イザというときのセカンドオ
ピニオンや主治医からアドバイスされた治療法だけでは助か
らない可能性もありますので注意が必要です。
いま、ガンの治療法で話題となっている放射線治療のひとつ
である重粒子線治療も関東では6ヶ月待ちが現状です。
待っている間にガンが進行して、助からない状態になってしまう
かも知れません。
余談ですが、がん治療のためのひとつの目安として、良いガン
保険選びのほかに、抗がん剤感受性試験を実施している外科
がある病院でないと、どの抗がん剤が果たして自分に効くのか
わからないままに抗がん剤を投与されてしまうことになりかね
ません。この試験を実施している病院は関東でも3箇所しかな
いのが現状です。
執拗かもしれませんが、がん治療にはガン保険と病院選びが
セットで必要だと思って下さい。
関西のことまで調べられずすいませんが、こういうことに詳しい
保険の代理店を選んでくださいね。
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