対象:家計・ライフプラン
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資産価値の維持に目を向けましょう。
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はじめまして、FPの岩川です。
支出は管理され、とくに問題は感じませんが、資産の管理について、いくつか気になりましたので、申し上げます。
まず、資産は、できるだけわかりやすく管理することが基本です。
貯蓄は、ほんの少し視野を広げ、工夫するだけで、手間を掛けずに効率的な資産形成ができるようになります。
例えば、貯蓄(資産形成)は3つのお財布で管理を行います。
・ 短期に使うお財布
・ 中期に使うお財布
・ 長期、また、使用する目的のないお財布
に区別することが必要です
この区別ができると
・ 短期は定期預金、MMF等
・ 中期は債券等またはポートフォリオ運用
・ 長期はポートフォリオ(金融資産の組み合わせ)運用
その期間で最も有効な金融商品を選択できるようになります。
10年先の住宅購入資金、10年先の老後資金などなど長期に使用しないお金は、「インフレからお金の価値、購買力」を守らなければなりません。
また、緊急のためいつでも引き出せるお金、1〜2年後に使う短期のお金は、元本割れを防ぎ、かつ、流動性を確保しながら、その中で最も有効な金利が受け取れるようにしなければなりません。
一般には、貯蓄額が増えるほど、10年以上寝かせるお財布が大きくなります。
うらじ様の場合、積立貯金、国債、ETF、投信、生保、社債、など手段を替えて資産形成しているのは、考えがあっての事でしょうか。
分散させることは大切なことですが、手間やコスト、収益、において有利となっているかどうかが問題です。
同じリターンなら、リスクの低い手段を選択する。
同じリスクなら、リターンの高い手段を選択する。
一見、当たり前のことですが、金融においては、とても難しいことです。
うらじ様は、既に支出管理(節約)ができていますので、資産価値の維持に目を向けるべきです。
具体的なこと、不明なことがあれば、気軽にご質問下さい。
評価・お礼
うらじ さん
ありがとうございます。
さっそく、勝間和代さんの「お金を銀行に預けるな」を読んでみます。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- ( 千葉県 / ファイナンシャルプランナー )
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
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