対象:経営コンサルティング
須藤 利究
経営コンサルタント
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銀行の債務者区分のひとつです。
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もともとは金融庁の''金融検査マニュアル''に債務者区分の考え方として、
マニュアルに載った言葉が始まりです。
では''「はけ」''とは・・・破綻懸念先のことです。一言でいえば、
倒産危険度(デフォルト率)が高い先と見られます。
具体的には、業況が悪く財務内容が悪化し、大幅な債務超過に陥り
何らかの手を打たないと、破綻の可能性が高い先というような解釈に
なると思います。
''融資''に関して言えば・・・''まず「NO」''借りることはまず厳しいと思います。
ここで、もし名誉挽回の手法とすれば、質の高い「経営改善計画書」の提出と
その履行です。
ついで周辺知識を少し
''債務者区分は5段階''に分かれています。
1.正常先 略語(セイジョウ)
2.要注意先 (ヨウチュウ)
3.破綻懸念先 (ハケ)
4.実質破綻先 (ジッパ)
5.破綻先 (ハタン)
と略して使っている所が多いと思います。
もし、「はけ」と言われたら、融資は相当厳しくなりますから、
早めに「経営改善計画書」の提出か事業再生の道筋を検討すべきだと思います。
ご質問がありましたら、また気軽にご質問をお寄せ下さい。
評価・お礼
teruma1 さん
周辺知識まで教えていただき、ありがとうございました。
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この回答の相談
融資の相談にいった時、担当者と上席の人の会話が少し聞こえて、「ハケ」と聞こえました。
妙に気になりました。
それってどういう意味ですか、
また何か銀行取引に影響がありますか
teruma1さん (東京都/43歳/男性)
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