対象:イメージコンサルティング
田邉 康雄
経営コンサルタント
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きちっとした感じを持って貰えれば色は不問です。
礼装の色は、灰色です。「グレーのスーツ」と言えば礼装を意味する場合が多いです。
―― 全員が「黒」
はご指摘のとおり、異様な感じが受けます。その集団が多ければ多いほど異様に写ります。外国から来た人がそう言います。
ホテルで結婚披露宴のために集まった集団が全員黒はまったく異様です。ネクタイを白と黒に取り替えただけの服装で結婚式と葬式の両方に参列するという国は世界でも稀有です。おそらく大東亜戦争後の貧しい時代に、止むを得ず取った措置が定着したのでしょう。
―― 私は茶色系統を好みます。そして通常の結婚式にもこれで参列します。葬式にはグレーでダブルの背広に腕に黒の腕章をつけて参列します。但し身内の場合は違います。結婚式は黒のダブルの背広にモーニング服のズボンをはきます。葬式は黒のダブルとズボンです。
―― 大切なことは、自分の色を決めて自信をもって振舞うことです。
終わりに59年前、通訳ガイドの面接試験(人物評価)における失敗談を御披露します。――
―― 君はこの試験を何だと思っているのか?
と面接官(旧運輸省のお役人)から詰問を受けました。
ワイシャツ姿ネクタイを締めずにで面接に望んだ結果を咎められたものです。学生だからそれで良いだろうとの安易な考えでした。そして不合格でした。
翌年、上着だけ「替え」スーツ(黒ではなくて青色系統の色)を購入して着用し、ネクタイを締めて受験しました。決して立派な服装ではありませんでしたが、合格しました。
―― 要は面接者に「きちっとした印象」を感じてもらえればよいのです。
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