対象:仕事・職場
田邉 康雄
経営コンサルタント
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一つひとつ解決すると自信につながります。
「どうやったら仕事に自信が持てるようになるのでしょうか?」
と質問されています。
―― 仕事に自信があるひとは一人もありません。ミスをしながら何とか「つじつま」を合わせて合格に必要な60点を確保しているのが世間の多くの人の実情と思います。
そういう私は、60点主義です。80点は多すぎます。不必要な、そして余分な努力を必要とします。
以上を押さえておいて本論に入ります――。
―― 経済や資産運用関係が得意。
だから、会計の世界に入ったといわれます。「経済」は過去の経済現象をマクロ(巨視的)に見て、そこから将来を論ずる学問です。「会計」の中に管理会計と財務会計がありますが、おっしゃっている会計は財務会計です。
財務会計は、複式簿記知識を必要とする世界です。財務会計、は過去の成績をミクロ(微視的)に見て結果を整理する手法です。よって経済が得意だから、会計の世界に入ったというのであれば、短絡的すぎます。
資産運用は、これも財務会計には関係がありません。運用とは、ひとことでいうと「投資」です。ですから経済状況に関する深い洞察などが必要となります。先を見通すための知識が必要となります。
―― 入力ミス
の件は、労働基準法の問題です。労働基準法は雇用者に対して弱い立場の労働者を保護するための法律です。御説明の状況における「解雇」が正当であるかどうかを、弁護士か社会保険労務士の先生にお尋ねください。尋ねる先生がいない場合は、近くの労働基準監督署の相談窓口に行くのも良いでしょう。
このようなことを事例として一つひとつ一つ解決して行くことにより、自分に対する総合的な自信を少しずつ持てるようになります。
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雅さん (岡山県/26歳/男性)
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