対象:お金と資産の運用
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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資産配分修正・追加と、賃貸住宅のよさをお伝えします
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ぺこっち 様
CFP(R)の吉野充巨です。
老後資金について、お知らせします。
総務省統計局の家計調査によれば平成18年の、高齢夫婦二人の生活費は、平均25万円です。そして年金等の収入との差は54,096円と報告されています。年間では、約65万円、そして60歳からの30年間では1,944万円に成ります。また、同年の家計調査で高齢者世帯(65歳以上)の貯蓄額は2400万円です。
従いまして、ファーストステップの貯蓄目標を3,000万円とされては如何でしょう。現在の貯蓄額と今後の積み立て十分可能な目標値です。
また、住宅購入をお考えですが、ご自分達の生活スタイルに合わせて賃貸を選ぶ選択もあります。
宜しければ下記小村をご一読ください。
賃貸の良さと住宅ローン
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/detail/17058
色々なアドバイスを受け入れて、案を練られています。1点のみ変更をアドバイスいたします。
積立利率変動型一時払終身保険(USドル建)…500万を検討されていることです。
まず、保険は若しもの際に、遺族年金等の公的年金収入+死亡退職金等の収入+貯蓄+残された方のお仕事から得る収入で生活が賄えないときに、不足する分を保障するものです。現況の貯蓄額から不要と拝察いたします。
また、一時払いですので、保険料+代行手数料の高さから、ご自分で該当する通貨へのMMF又は債券の購入が有利と考えます。この場合はすぐに換金できます。
資産の配分は、定期預金+日本債券を中心に組まれていますので、リスクは小さくなり、毎月積み立てで株式と海外債券を購入されるので、私はお考えの通り進められることをお勧めします。
毎月の残りの3万円ですが、日本株式、海外株式、海外債券に夫々1万円配分されては如何でしょう。
高齢世帯の収支と家計調査の貯蓄額分布を掲載します
補足
ドルコスト平均法は常に有利な投資法ではありません。本来は安いときに購入することが有利です。また、一定量を定期的に購入するよりも、一定金額で定期的に購入することが相対的に有利な投資法という意味でお勧めしています。
べごっち様が現在がお買い得とお考えになるのであれば、まとまった金額でインデックス・ファンドを購入されるようお勧めします。
その後は毎月積み立てですので、現在の判断が不適当で無かった場合でも均されていきますから、大きなリスクはありません。
評価・お礼
ぺこっち さん
再回答ありがとうございました。
将来の資金として具体的な数値による金額を書いていただき、住宅の件も現在の社会の現状を踏まえた説明で、わかりやすいし、たしかに納得できます。
保険に関しても、よくわかりました。
回答を参考に再度考えて方針を決めて進めていこうと思います。
丁寧な説明を、本当にありがとうございます。
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この回答の相談
先日、運用方法で迷ってますと相談したものです。
いただいた回答などを参考に、あれから考えてみました。
主人(43歳) 私(41歳) 子供なし。
主人月収…45〜55万(手当等で変動)
主人の定年までに、いい… [続きを読む]
ぺこっちさん (長野県/41歳/女性)
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