対象:家計・ライフプラン
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積立て形式で購入するならリスクが高めでもOK!
実際のFP相談では、「将来の為の備え」というのがリタイア後の生活だけを指すのか、という点が非常に重要なポイントなのですが、ここではリタイア後だけに備えたいという前提で考えてみましょう。
まずはご自身でも考えておられる通り、個人型の確定拠出年金を拠出限度額いっぱいまで活用すべきです。Before Taxで収入をそのまま運用に回せることと、手数料が低いというのはたいへん大きなメリットだからです。After Taxの手取りの中から運用に回したのでは、所得税と住民税の税率が何%なのかにもよりますが、Before Taxの金額に戻すだけでも数年の運用が必要になってしまうでしょう。
拠出限度額を上回る分については積立て商品を活用することになります。Show Time!さんの性格や考え方で異なりますが、一般的に長期運用では、投資対象の異なる投資信託を組み合わせるなりバランス型のファンドを利用して、分散投資を行うというのが王道といえます。
この場合には、「良いファンド」を選ぶことがたいへん重要です。「投資信託に関する参考書を読んで勉強中」ということなので、すでにおわかりと思いますが、過去の運用実績が良いファンド=今後良いファンドとは限りません。同じカテゴリーのファンドの中で、シャープレシオが高めのファンドを選ぶようにしましょう。複数のファンドを組み合わせる場合には、ポートフォリオのシャープレシオを確認すること(できれば1.0以上になるか)も必要です。ただし、このような運用で期待できる運用利回りは、平均して年数%というところでしょう。
Show Time!さんの37歳という年齢と、積立て形式だと高値づかみを避けられることを勘案すると、「るいとう」でもう少しリスクをとった積極的な運用を行うことも一考です。転職を考えるときと同じような視点で将来の成長が期待できる企業を選べば、年10%以上の運用利回りも充分期待できるでしょう。
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この回答の相談
今度、退職金制度の無い会社に転職します。最近では珍しくありませんが、個人による確定拠出年金以外に、将来の為の備えとしての取り組み施策をお聞かせ願います。
毎月の積立でお勧めの備えなどあればお教え願います。
Show Time!さん (千葉県/37歳/男性)
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