対象:投資相談
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小林 治行
ファイナンシャルプランナー
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最悪期は抜けたようです。
ファイナンシャル・プランナー(CFP)の小林治行です。
一昨年末にDIAMワールド・リートオープン毎月分配型(愛称:世界家主倶楽部)をお求めになったと言うことで宜しいでしょうか。
’06年11月〜12月頃の基準価格は11,000円〜12,000円の間でした。しかしその後サブプラムローンや米国市場の不安定や円高の影響受け、本年3月末には7,000円を割りました。
直近では7,500円くらいに戻しています。
この投資信託は毎月45円配当をしていますので、これまで18ヶ月として810円の分配を受けてきたことになりますので、分配金を基準価格に加えて損益を出します。
しかし、マイナスであることに変りません。
投資信託と言うのは分散投資しますので、紙くずになることはありません。
この投信の月報によると92銘柄に分散投資しています。
投資先は北米約50%、欧州22%、オーストラリアを主とするオセアニア・アジアに22%を投資先としています。
この中で、最も大きな影響を受けているのは米国ですが、月報によると米国の比率を40%に下げると書いているのは正しい選択と思います。
と言うのはサブプライムの損失が未だすべて出ていない不安があることと、ドルは暫く(1年〜2年)は弱いと見ておいたほうが良いと思うからです。
この投信はオフィイスに31%、小売に21%、混合型に12%、住宅に10%、工場に11%と投資の向け先が分散されています。
確かに住宅系は不安定で、又消費支出も低下を予測されていますが、オフィスなどは堅調です。
(DIAMの月報をご参照下さい。)
又、投資先も先進国が主体で、堅実な投資先となっています。
そもそも投資信託は長期保有する物です。過去の資料によれば、7年以上保有すると均等化されて
赤字の投信はなくなるという実績もあります。
だから、投資信託にして気楽に出来るのですから、このまま保有されたら如何でしょうか。
それでもご心配でしたら半分を処分して、比較的安定している海外債券にすることもあり得ます。
補足
分配金をこの18ヶ月で810円と書きましたが、3,510円の誤りでした。
(現在のポイント:7pt)
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一昨年の暮れ,半年後に暴落することなどつゆほども考えずに銀行さんの進めるがまま,《DIAM ワールドリートオープン》という投資信託を600万弱で買いました。これが初めての投資体験でし… [続きを読む]
hu-ninnさん (茨城県/40歳/女性)
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