対象:投資相談
回答数: 5件
回答数: 2件
回答数: 3件
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
1
リートへの考え方と投資再配分の参考資料です
hu-ninn 様
初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
個別銘柄の将来予測は出来ませんが、リート商品についてお答えします。
<紙くず同然になってしまうのかと不安で仕方がありません>につきましては
ご心配なく、個別株式とは違い、元本割れはあるものの、投資分散していますから、倒産とはことなり紙くずにはなりません。
元々リート(不動産投信)は値上がり益を目的にする商品(株式や株式を対象とする投信)とは性格がことなり、不動産から得る収益を配分することが主たる目的になります。従いまして、割り切って元本の回復が見込めなくても、配当を楽しみに、何れかの日をお持ちになるのも一つの投資目的と考えます。
海外の不動産を対象としたものですから、円高の影響と、一部の国を除くグローバルな不動産価格の低下の影響です。回復には時間がかかるのではないかと考えています。
なお、様々な実証研究によれば資産運用の成果の91%は資産配分によって決まると報告されています。
本来は、国内外の債券や株式への分散投資とプラスしてリートの保有をお考え下さい。
通常は、1.定期預金(ネットバンクが金利が高めでお勧めです)、2.日本債券(国債)、3.日本株式、4.外国債券、5.外国株式、5資産への配分をお勧めします。この3.海外債券の代わりがリートになります。
例えば5資産均等配分は、リターン3.5%、リスク8.0%です(是は年間の運用成績の68%が-4.5%〜+11.5%の範囲に入ることを示しています)。
私のHPに資産配分検討表と年金を運用している、国民年金基金連合会、企業年金連合会、年金積立金管理・運用(独行法)の資産配分、そして資産別の期待収益率を掲載しています。資産の再配分を検討する際の参考として、ご一読下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html
補足
また、現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。、コストが安いため(売り手が儲からないため)、一部を除き殆どの金融機関は積極的には勧めてくれません。
私のHPにインデックス・ファンドと上場投信ETFを掲載しています。参照下さい。
http://www.officemyfp.com/toushishintaku-7.html
http://www.officemyfp.com/ETF-6.htm
なお、投資の基本的知識は下記の本をお勧めします。
投資をこれから始めるために読んでいただきたい本
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/detail/28987
(現在のポイント:7pt)
この回答の相談
一昨年の暮れ,半年後に暴落することなどつゆほども考えずに銀行さんの進めるがまま,《DIAM ワールドリートオープン》という投資信託を600万弱で買いました。これが初めての投資体験でし… [続きを読む]
hu-ninnさん (茨城県/40歳/女性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A