対象:リフォーム・増改築
本来の意味を知ると明快になりますよ
もともと、○LDKという表現は、欧米から入ってきたものです。
本来は「○ベットルーム、○バス」(※寝室が何部屋でお風呂がいくつついているか?)と
表現します。それにLDKが標準装備というイメージです。
この形が''1950年頃から日本に輸入されて''○LDKという言い方に変化しました。
欧米では、ベットルームとして使っていた部屋を日本では居室として使ったので
こういう言い方に変わっていった経緯があります。
※このあたりの詳しい話は、コラムにつづっていますので興味がある方はご覧
ください。
ですので、上記のように○LDKの○である部屋数をカウントしない形が脱○LDK
というイメージですね。
''脱LDKとしては大きく二つの方向性があります。''
1つは、元の欧米式に習った「○ベットルーム」というように、子供部屋を寝室として
つくり、普段はリビングやファミリールーム、ワークルームという場所で過ごす住まいの形。
もう1つは、子供部屋を可変的に変化させるという形。
後者のほうは、小さい頃は、寝室+遊び場として活用し、少し大きくなると寝室として活用、
そして、大きくなった時には、寝室+勉強部屋として活用するなど、一つの例ですが可変的に
活用してきます。
ただ、''1つ懸念される''のは一人部屋での勉強です。
これも、別途コラムをつづっていますのでご覧くださいね。
八納啓造 拝
回答専門家
- 八納 啓造
- ( 建築家 )
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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私たちの考える家作りの大きな目的は「家族の絆や幸せが育まれること」。そこでこれまで家作りに成功した人たちの「家作りの知恵」をベースに家族が共通の思いを持ち、向き合える住まいをご提案。家族の思いをカタチにします。
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この回答の相談
今年二人目の子どもが出産予定です。これを機に、実家(戸建て)のリフォームをしたいと考えています。そこでいろいろ調べていましたら、「○LDK」にとらわれない間取りを提案している設計士の方が… [続きを読む]
All About ProFileさん
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