対象:リフォーム・増改築
成長や用途に合わせてスペースを動かせる空間設計
「○LDK」にとらわれない間取り、''私もよく提案してます。''
設計士としての目線で申し上げますと、お客様が、「こんな家具が欲しい」という理想を持っていることが多く、日照や通風及び導線を考慮すると、きっちり「○LDK」とするよりも、''パネルドアを動かす''だけでランダムに間取りが変えられたり、''家具を置くだけ''で空間を仕切るという方法がベストな場合があります。
''壁でしっかり仕切ってしまうことで失うものが多い''と感じます。
特に成長期のお子さんをお育ての家族の場合、個室の扱いも変化が生じるはずですから、あえて部屋割りを決めない、というのは、柔軟な考え方でとても良いと思います。
「''一般的には通路''と思われる場所だけれど、落ち着きそうな位置ならば、そこを広めに取って、お子さんの''勉強スペース''にする」
「''普通だと扉''がありそうだけれど、熱効率なども問題がない場合、家族の気配を感じられるよう''あえて仕切らない''」
「キッチンスペースとダイニングスペース、そしてテラス風のスペースは、''床の材質を変化させるだけ''で、壁を設置せず、オープンに使う。折戸を用いて必要な際はテラスのみ区別させる」
そんな間取りの提案が、''暮らしを豊かにするはずです。''
蛇足ですが、不動産の販売図面には、定められた記載事項があり、必ず間取り表記を上記のような表現でしなければならないので、(「○LDK」や「○DK」などと書かなければいけません)建売などの販売を目的とした物件には付随するものなのです。
回答専門家
- 早乙女明子
- ( 東京都 / 経営コンサルタント )
- さおとめあきこ総合研究所 所長
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今年二人目の子どもが出産予定です。これを機に、実家(戸建て)のリフォームをしたいと考えています。そこでいろいろ調べていましたら、「○LDK」にとらわれない間取りを提案している設計士の方が… [続きを読む]
All About ProFileさん
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