対象:住宅資金・住宅ローン
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家賃と目先の月返済額で比較しないこと。
wantok様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
ご相談内容、拝見しました。住宅購入の案件で、ありがちなのは、家賃と目先の月返済額の単純比較で決めてしまうケースです。今の家賃が、6万6千円で、ローンが、7万6千円、月々1万円の差なら、買ってもいいか...という判断をされませんでしたか?
そもそも、家賃と月返済額は、まったく違うものと認識すべきです。固定資産税や維持管理費等の負担も織り込み済みですね。
賃貸と購入で、何より大きな違いは、リスク負担の部分です。具体的には、住宅購入の場合、「金利上昇リスク」「流動性リスク」「価格変動リスク」「災害リスク」などを引き受けることになります。
これらのうち、「金利上昇リスク」については、全期間固定を選択すれば、リスクは、金融機関等が負担してくれます。「災害リスク」も、一部は、損害保険会社に移転させることも可能ですが、大地震で半壊等になった場合は、目も当てられませんので、住宅の耐震性能も重要です。
避けがたいのは、「流動性リスク」と「価格変動リスク」です。今は、昔と違って、土地・建物が、どんどん値上がりしていく時代ではありません。すでに、日本は人口減少社会に入っていますので、需要と供給の関係から考えても、転売を前提とした資産運用の手段として、考えるべきでないことは、明らかです。ちなみに、現在の資産運用の主流は、「国際分散投資」です。
ですので、買うなら、一生涯住み続けられる家を買うべきでしょう。転勤、転職その他の事情で、住み替えの可能性が少しでもある場合は、賃貸派で過ごした方が無難です。
回答専門家
- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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この回答の相談
はじめまして。マイホーム購入について不安が多く質問させていただきます。
主人(27歳) 会社員(勤続7年) 年収:490万 月の手取り:25〜32万
私 (32歳) アルバイト 月の手取り:5… [続きを読む]
wantokさん (千葉県/32歳/女性)
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