対象:リフォーム・増改築
深澤 熙之
建築プロデューサー
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共有部分の配管設備について
こんばんは、ぺぺ様
はじめまして、ARA:全国住宅優良企業促進支援協会 理事長の深澤煕之と申します。
よろしくお願い致します。
まず、配管設備に於いて、共有部分と占有部分と分けて判断をしなければなりません。
簡単な見分けかたはメーター部分より住居の中は占有部分
メーター部分より外側は共有部分になります。
共有部分については今住んでいる建物全体の住居の皆様(管理組合)で判断していく部分ですのでその部分は省いて回答を致します。
占有部分の配管設備については、どうするか占有部分の所有者が自由に判断をしていけば宜しいのです。
配管設備は通常、耐久年数はメンテナンス次第ですが、35年〜60年の間と言われています。
メンテナンスや点検を一切しなければ、配管が腐食してしまうという事になりますので、定期的な点検とメンテナンスは必要です。
給湯器などの水回りの部分が一番老朽化の来る場所ですので、その部分をリフォームする時、専門家に点検して貰う事をお勧めをします。
リフォームをする時に点検を義務付けるような内容の約束事を書面しておく事をお勧めをします。
水回りに於いては中にはやっつけ工事をするようないい加減な水道配管職人もいますので、水回りの技術や知識の事をよくわかっている専門家が現場監理をして頂く事をお勧めします。
リフォームの手抜き工事や欠陥工事で最も多い苦情に関する相談は最近、お風呂やトイレなどの水廻りのリフォーム工事が多く、その相談の多くは全くわかっていない人間が現場監理をしており、やっつけ工事をしたような品質の悪い職人が施工した内容が多いので、十分にお気をつけて下さい。
補足
洗浄が必要な時期もあります。給水管の中に錆や垢などが付着して、給水管の中がせまくなると破裂しやすくなりますし、また、後々腐食しにくいようにその際は是非洗浄をなさったほうが良いです。
昔は鉄管のパイプが多く、錆などの腐食があったのですが、最近は見えない部分は給水用VPタイプの強化ビニール系のパイプが通常使われています。
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この回答の相談
水回り(キッチン・お風呂・トイレ・洗面所)のリフォームを考えていますが
この機会に給湯・給水の配管を取り替えるべきか悩んでいます
築15年程のマンションですが交換は必要でしょうか?
マンシ… [続きを読む]
べべさん (東京都/44歳/女性)
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