対象:住宅設計・構造
1F車庫部分の構造について
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なみへい様はじめまして御質問に答えさせていただきます。
法律的に耐力壁の量だけでなく釣り合いよく配置しなければなりません、平成12年の法改正以降偏芯率(建物の重心と剛芯の位置の違いを割合で表した値)0.3以下、又は建物を4分割しその両端について耐力壁を検討する必要があります。又基礎の断面や柱の引き抜き防止金物の設置等も規定されました。
お書きいただいた内容で建物の判断すると建物を南北に4分割し(7.73/4≒1.932)その北側の範囲に90cm以上の東西方向の壁がどのくらい取れるかが重要になります。
左右に建物がある場合は風圧力が増えることは考られないのでの一般的には無視します。建築基準法は最低の基準を定めた法律ですので安全側に働く用考慮する必要がある考えています。地域によりますが一般的には木造2階建住宅は確認申請時に壁量計算書等の審査はなく設計者に任されています。壁量計算は設計者の義務ですので工務店さんに要求しても良いとおもいます。
2.27m×3.65m車庫や0.91mオーバーハングは先にお答えいただいている方と同様に梁、柱、検討や施工上の注意は必要ですが特に問題があることでは無いと思いました。
巾2.27の車庫はちょっと狭いと感じたので車庫の有効寸法の確認もお勧めします。
回答専門家
- 佐野 靖
- ( 建築家 )
- アトリエ・イグレック1級建築士事務所 所長
住む人の夢を実現し、安心を提供する。それが設計士の仕事です
『何ができるか?』ではなく『何をしたいか?』をまず伝えて下さい。クライアントの夢を様々な条件を加味し具現化することが設計士の仕事と考えています。家はそこに住まう人々と共に変化していくものです。空間としての家作りをご提案いたします。
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木造軸組で2階建てを建築予定です。土地は購入済で建築会社を選定している段階です。請負契約はまだですがいいなと思う工務店で平面図のラフプランをいただきました。内容はかなり気に入っていますが1点不… [続きを読む]
なみへいさん (神奈川県/34歳/男性)
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