対象:家計・ライフプラン
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「時間」を味方につけましょう。
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n様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
家計の見直しの件、20代の方には、特に「時間」を味方につけましょうと呼びかけています。
保険の内容も拝見しましたが、万一の時のお金は、保険で用意する方法と、運用で用意する方法の2通りがあります。
例えば、低払いもどし金型定期保険 月々16010円(保険期間 98歳 保険料払込期間 65歳 保険金額 1000万円)の代わりに、月々16010円を35年間、投資信託で積み立てていくケースを想定してみましょう。
仮にその間、元本を損なわないようにリスクコントロールしながら年5%の複利運用ができたとした場合には、65歳時には、約1819万円になります。さらに、その資金をその後33年間、同じ年5%で複利運用ができたとした場合には、98歳時には、約9100万円になります。
※計算は、税金・手数料を考慮せず、期間中の運用利率は一定と仮定します。
もちろん、保険と運用の機能は、異なります。ただ、この例示で、「時間」を味方につけましょうと呼びかけている意味がおわかりいただけるのではないでしょうか。
蛇足ながら申し上げると、何の予備知識もなく、金融機関に相談しても、おそらく、上記のような提案は行われないでしょう。なぜなら、金融機関は、29歳のご夫婦に月々16010円の投信積立を提案しても、短期的には、わずかな手数料しか受け取れないからです。また、金融商品取引法で定められているリスクについての説明は、たいへん時間が掛かりますし、骨の折れる仕事でもあります。
多少なり、運用をお考えのようですし、お住まいの地域で可能であれば、有料相談を原則とする“独立系FP”に、一度、ご相談されてみてはいかがでしょうか。
評価・お礼
*n* さん
大変参考になりました。
ありがとうございました。
回答専門家
- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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この回答の相談
結婚1年を迎え、収入支出が安定してきたことから、今後貯蓄を増やすにはどうしたらよいか、保険の契約に無駄がないかアドバイスをお願い致します。
<収入>
夫(会社員):手取り月収 250000円 … [続きを読む]
*n*さん (福岡県/29歳/女性)
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