うつ病<神経症
ご説明の症状は「うつ病」と言うよりも''「神経症」''と考えられます。神経症とは、敏感・繊細な性格の方が心理的なストレスにより、不安・焦燥、動悸・呼吸困難、めまい・ふらつき、振るえ・凝りなどを生じる病気です。うつ病でもそのような症状は起こりますが、抑うつ気分や意欲低下などはそれほど強くありません。
治療は、まず心理的なストレスをできる限り除去して、''心安らかに''過ごせる時間・空間に身をおくことです。何か葛藤を生じるような問題があれば、''落ち着いて''解決しましょう。必要に応じて、抗不安薬や抗うつ薬を用います。最近は SSRI, Serotonin Selective Reuptake Inhibitor という抗うつ薬が効果的とされています。
つきましては、受診された神経科の診断・治療は誤りではなかったと思います。もう少し、らったらったさんの気持ちを理解して下さる対応や説明をして下さればよかったのでしょう。なお神経症については「神経症の人のためのホームページ」がとても詳しいのでご覧ください。どうぞお大事にして下さい。
銀座泰明クリニック
回答専門家
- 茅野 分
- ( 東京都 / 医師(精神科) )
- 銀座泰明クリニック 院長
東京・銀座の心療内科・精神科、夜間・土曜も診療しております。
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この回答の相談
どこで受診すればいいのか、本当にうつ病なのか疑問に感じています。
■高校時代
進学校であったこともあり、プレッシャーや人間関係などから、憂鬱や肩こり、震えなどが悪化し「うつ病」「対人恐… [続きを読む]
らったらったさん (埼玉県/22歳/女性)
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