対象:住宅設計・構造
有効な手法だと思います
賃貸併用住宅は選択肢としてとても良いと思います。私も、敷地に余裕のある方には薦めることがよくあります。
考え方は大きく分けて2つあり、
1)本人の住居とは別に賃貸住居を併設する
2)本人の住居の一部をあとで賃貸住居に転用する
利便性がよい場所で敷地形状が許せば、1の手法により収益性の高い計画が立てられるでしょう。また妹さん夫婦が数年後に転勤する可能性を考えると、2の手法は無駄のないスマートな選択肢といえます。もちろん、両方の手法を同時に採用することもできます。
とくに2の手法は上手に設計することで、プライバシーを確保しつつすぐにお互いに助け合えるような、快適な住まい方につながるとおもいます。
資金的には、きちんとした事業計画を示すことで必要な分の融資が受けられるでしょう。建物全体の過半が本人の住居である場合は、住宅ローンが使えることが多いです。
リフォームによる改善の可能性がまったくないとは言えませんが、ご両親の思いつかない解決方法を考えて選択肢を広げてあげることで、気持ちにゆとりが生まれるとよいですね。ぜひ検討を進められることをお勧めします。
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この回答の相談
こんにちは。私の実家のことで、ご相談があります。現在、約30年ほど前に建てた家に、両親のほかに、リュウマチをわずらう妹の夫婦が同居し、彼らの子(1歳の3つ子)が暮らしています。両親は近く… [続きを読む]
のじのじ太さん (東京都/36歳/男性)
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