対象:経営コンサルティング
河野 英仁
弁理士
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ビジネスモデル特許について
ご質問に対し以下のとおりご回答申し上げます。
2008年3月30日
河野特許事務所
弁理士 河野英仁
ビジネスモデル特許とは?
ビジネスモデル特許は2001年頃一大ブームとなりました。当初はビジネスの方法そのものが特許になるという誤った認識がありました。下記のポイントを最低限押さえて頂きたい。
ビジネスの方法そのものは特許を取得することができないが、新たなビジネスアイデアを、ハードウェア・ソフトウェアを用いて技術的特徴を出した場合、それは特許として権利を取得することができます。
簡単な例を挙げてみましょう。例えば回転寿司をあなたが発明したとします。この回転寿司ビジネス自体は、特許を取ることはできません。しかし、寿司をお客に提供するための回転ベルトコンベアであれば、特許を取得することができ、ビジネスを独占することができます。
インターネットを用いたB to Bシステム、B to Cシステムにおいてビジネスモデル特許を取得できる余地は十分にあるといえます。なお、ソフトウェア特許及びビジネスモデル特許に関しては、独特のノウハウが必要とされるので、ソフトウェア特許に強い弁理士に仕事を依頼することをお勧め致します。
以上
補足
なお、特許庁のHPにコンピュータ・ソフトウェア関連発明(ビジネス関連発明を含む)の審査基準が掲載されていますので、詳細は
http://www.jpo.go.jp/shiryou/kijun/kijun2/pdf/tjkijun_vii-1.pdf
を参照してください(PDF)。
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この回答の相談
インターネットサービスのビジネスモデルポイントなどをお教え頂ければと思います
12345さん (佐賀県/38歳/女性)
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