対象:新規事業・事業拡大
馬は何頭か走らせてください
既存事業の成功を受けて新規事業への進出を狙うというのは素晴しい考え方だと思います。現在のように、全てのビジネス領域で確実性が逓減化している中では「馬は何頭か走らせろ」という考え方必要になっているからです。
主力の馬(事業)一頭を頼りにしていたのでは、その一頭がこけたら会社自体が総こけとなってしまいます。ですから何頭かを同時に走らせて、場合によっては乗りかえて行くことで全体的なリスクをヘッジしていくことも必要な時代なのです。
新規事業への取り組みのポイントは貴社の既存経営資源を活かせるようにすることです。そうすることによって当初から優位性を確保することができ安全性の高い新ビジネス展開が可能になります。
例えば、現行のマーケットに新商品として投入する、既存人員を活かして生産性を上げられる、自社の遊休スペース等を活用する、ノウハウや技術の転用が可能、地域性を活かして有利に展開できる、等々既存の人とモノそして技術・情報・取引関係を活かせることが重要です。
一方、今後に可能性の高いマーケットとして「高齢者マーケット」が考えられますが、昨今の高齢者マーケットは従来のそれとは全く違っています。この辺の機微が理解できないまま仕掛けると答えは得られません。
新高齢者マーケット対応のキーワードは5コウです。「リョコウ」「ケンコウ」「ガッコウ」「リュウコウ」「シンコウ」の五つのコウです。このコウの中のどれかに対応できるビジネスモデルは中短期では比較的高い可能性を持つと思います。
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この回答の相談
中小企業を経営しております。事業が安定してきたこともあり、新規事業への乗り出しを考えています。新規事業に取り組むにあたってのポイント、注意点などについて教えてください。また、実際に… [続きを読む]
All About ProFileさん
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