対象:投資相談
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円高=外貨預金は投資でなく投機。
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はじめまして、FPの岩川です。
はじめまして、では、ないですね。
良さそう、悪そうで、判断せず、正しく理解しましょう。
同じリスクなら、リターンの高い方法
同じリターンなら、リスクの低い方法を選択できるように
まず、資金の目的を明確化させましょう。
ドルが安い、高いは、直近、目先の話です。
もし、使用目的がなく、5年以上、10年以上寝かせて運用できるのであれば、為替の動向に左右されずにプランを立てることです。
仮に5年以上長期寝かせる事が可能な資金であれば、
ドル預金やドル建てMMFを購入するよりも、「5年米国債」や「償還が5年以上の債券を組み入れた債券ファンド」の方が、リターンは良くなるはずです。
つまり、運用期間を決定するだけで、
同じ為替のリスクを取っているのに、リターンに違いが出るということです。
たとえ、現在が円高で、損失が出るとしても、目的に沿った資産運用のプランが立てば、売却が有利か、継続保有が有利か、判断できるはずです。
「円高=ドル預金、ドル建てMMF」は投資でなく、ただ投機であることを理解しましょう。
米国株式、米国債券を購入、保有することも同様の効果が得られるので、視野を広げることです。
同様の効果が得られると考えれば、当然、長期投資の場合は、金利の安い短期債券(MMF、ドル預金)を保有するよりも、債券と株式の分散保有の方が有利と考えられます。
こんな時だからこそ、ドル買い(ドル預金、MMF)だけに絞らず、外国資産への長期国際分散投資プランを立てることだと思います。
どんなに円高でも、「明日のことは分からない」が基本です。
長期世界分散投資
http://profile.allabout.co.jp/pf/iwakawa/column/detail/17503
評価・お礼
ヒムロ さん
ロジカルで、とても適切なアドバイス、ありがとうございます。
基本をしっかりと押さえながら、具体的な対策を選択できるようにもっていってくれるご回答は、この質問だけでなく、現在の仕事にも、すごく参考になりました。
ありがとうございました。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- ( 千葉県 / ファイナンシャルプランナー )
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
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この回答の相談
米ドルで使用する予定で持っていた分が、
都合により、使用することがなくなりました。
銀行の普通預金で、2万ドル程度です。
この円高で、円に戻すのは当然損なので、
ドルの… [続きを読む]
ヒムロさん (大阪府/34歳/男性)
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