対象:住宅設計・構造
田中 光一
工務店
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大工の人工数
大量仕入れ、建て売りマンション向け商品の採用(これは最近一般の方々もインターネットで見つけることが可能になってきています)等によるコストダウンはありますが、なによりも大工さんの費用のかけ方が違います。どうしてこんなにと思うほど違います。同じ物を複数作ることの効率の良さ、そして、一般的にはそこに住む人を知らないため、細かいことを考えずにどんどん施工できる。そんなこんなで、とにかく早い。早くできればかかる経費も少なくなる。そのあたりがコストの大きな差ではないでしょうか?
建て売りをやる大工さんと、われわれの仲間の大工さんとは、大工さんと左官屋さんが違うくらいの違いがあるように思います。同じように、住む人を知り、住まわれ方を感じ、納得される笑顔を喜びと思いながら建てる住宅と、ハウスメーカーや、建て売りの住宅とでは、同じ住宅とは言っても違う物だと思っています。建っている建物を見ても、これはハウスメーカーの家、これは建て売りとすぐ解りますよね!住む人を感じないのでしょうね!私は住む人の顔が想像できる家、どんな人が住んでるんだろうと思われるような家を造っていきたいと思っています。
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この回答の相談
建売住宅についての質問です。広告などを見ると建築条件付の土地に立てる予定の家というのは80?で1300万円であったり90?で1400万円であったりと坪にして50万円前後とかなり安いと思います。し… [続きを読む]
はにこさん (神奈川県/37歳/女性)
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