対象:損害保険・その他の保険
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笹島 隆博
医療経営コンサルタント
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火災保険の対応について
kazumaさん、はじめましてクロスロードの保険職人・笹島隆博と申します。
近年の火災保険には価格協定による新価契約と、契約者の自己申告による
時価契約の2種類があります。
新価契約とは契約対象の建物が火災等にあって全焼したときに、
その建物を再建新築する際に、保険会社が約束する新築価格で保険金を
全額保証してくれる内容です。
時価契約とは契約者が申告した建物の金額を最大限として保険契約する
方式で、この契約の場合は約定の保険金額の評価が毎年減っていきます。
ご相談頂いた保険契約ですが、おそらく後述の時価による保険契約だと
思いますので、満額保証されることはないと思います。
といいますのは、仮に20年前に木造の建物を2,000万円で時価評
価したすると、現在の評価はその50%の1000万円しか保険契約
の評価が残っていないからです。
だとすれば、この1000万の評価は妥当な金額かもしれません。
台風で半壊したとして、1000万円の50%の500万しか出ない可
能性もあります。
しかしながら20年の間、名義変更も何もメンテナンスも代理店がして
くれなかったという事実と、故人の名義のまま保険料が支払われていた
事実を考えると、ゴネて得になる可能性もありますので、弁護士さんに
相談して、しかるべき手続きをされたほうがいいかと思います。
お役に立てれば幸いです。頑張って下さいね。
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