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対象:住宅資金・住宅ローン

吉野 充巨

吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー

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住宅購入の諸条件と保険の考え方

2008/03/01 08:55

鈴木様
初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。

住宅保証機構のシミュレーションソフトで試算しますと
現在の収入の場合(お二人の収入556万円)、住宅ローンの借入額は、元利均等払い、30年返済、固定金利3.2%、返済負担率25%での試算値は2,678万円です。

家賃+貯金×50% =14万円を返済額とした場合では、上記条件での借入可能額は3,237万円になりますが、年収に対する返済負担率が30.2%になり、家計への負担が重くなります。

新築住宅購入では4〜5%の手数料等の費用が掛かります。また返済の負担を軽くするために、物件価格の30%程度を頭金にされるようお勧めしています。
物件価格を4,000万円とした場合、1,200万円、借入金2,800万円で借入返済を上記と同様とすると月々の返済額は12.1万円で現在の家賃と同程度になります。

なお、住宅購入後は固定資産税、メンテナンス費用、リフォーム代、マンションの場合は管理費と修繕積立金が必要となります。

また、購入した住宅は広さや設備の点で「帯に短し、襷に長し」になります。(結婚時は2人、その後お子様が授かり、お子様が独立し、最終1人になります)。

これからの時代、「生活スタイルに住まいを合わせる」という考え方も広がりつつあります。
宜しければ私のコラム、「賃貸住宅のよさと住宅ローン」をご一読ください。
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/detail/17058

補足

生命保険についてはお子様を授かってからで間に合います。若しもの際に残されたものが、遺族年金等の公的な保証+死亡退職金+貯蓄+残された者の収入で不足する場合に必要な額を掛けるものです。従いましてお二人が正社員として働いている際には不要です。

また医療保険も公的な保険+貯蓄で補えない部分を掛けるもので、健康保険には高額療養費制度があり、自己負担は少ないものです。私のホームページでご確認ください。
http://www.officemyfp.com/kougakuryouyou.htm

もし、それでもご不安な場合には、月々2000円程度で一定の保証の有る、こくみん共済や都民共済をお勧めします。

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この回答の相談

家計診断と住宅購入について

マネー 住宅資金・住宅ローン 2008/02/29 23:25

夫33歳、妻28歳、結婚4ヶ月です。
ようやく支出の流れがつかめてきました。
家賃の高い地域のため、数年後にマンションを購入したいと思っています。
今の収入ですと、住宅ローンはどのくらい組めるで… [続きを読む]

鈴木さん (東京都/28歳/女性)

このQ&Aの回答

住宅購入の資金計画について 森本 直人(ファイナンシャルプランナー) 2008/03/01 09:08
住宅購入について 辻畑 憲男(ファイナンシャルプランナー) 2008/03/01 11:23
住宅購入の件 渡辺 行雄(ファイナンシャルプランナー) 2008/03/01 18:05
毎月返済可能額は? (ファイナンシャルプランナー) 2008/03/01 06:53
求められる年収は550万円以上! 山中 三佐夫(ファイナンシャルプランナー) 2008/03/02 17:00

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