対象:マッサージ・手技療法
滝山 博行
鍼灸師
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体を冷やさず、十分な休息を!
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ご質問ありがとうございます。
腰痛の痛み方がすべてを物語っていますね。
2週間前から鈍痛があり、日が経つにつれ痛みが増し、歩行では痛みから立ち止
まるほどということですが、2週間経っているのに完治していないとは、回復の
軌道が自然治癒から外れている証拠です。
恐らく、毎日湿布していたり、今の体は保温性が悪く、極端に湯冷めするのも知
らずに、毎日入浴して温めたつもりでいたのでしょうね。
これらはすべて逆治療です。
腰痛の原因は内臓の疲労です。単純に過労が原因です。
睡眠中に、体の疲労がきちんと回復していないから、体が痛みでブレーキを掛け
るという仕組みです。
横になって寝ると痛みが和らぎ、朝起きた時は随分楽になっているというのが、
何よりの証拠ですね。
3日間、入浴もせず、シャワーも浴びず、体を濡らさないことです。
お尻と足先は清潔に洗ってください。
体はお湯で濡らすと気化熱で冷えるわけです。痛みのある体は保温性が低下して
いるので、体の芯から冷えます。
温かい食べ物で、お腹も冷やさないことです。
湿布も厳禁です。捻挫をして腫れあがり、発熱している炎症疾患でもないのに、
湿布は逆療法です。
体を温かくして、十分な睡眠時間を確保していれば、速やかに完治します。
どうぞお大事にしてください。
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鍼 覚王院 シャローム治療室
院長 滝山 博行
〒223-0062 横浜市港北区日吉本町1-24-16
TEL 045-561-2856 FAX 045-561-2891
E‐mail info@hari.gr.jp
URL http://www.hari.gr.jp
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補足
骨折や火傷などの外傷以外の痛みやほとんどの病気の原因は、すべて過労とストレスと考えてもよいでしょうね。
最近では、活性酸素が病気の9割の原因であるといわれていますが、これとて過労とストレスの生き方が免疫力を低下させている結果です。
本当の健康とは毒を飲んでも死なない生き方です。
一日、24時間のバランスが、その人の健康を決めます。バランスが崩れると、体はたちまち警告信号の痛みを発信して、体の異常を知らせるわけです。
しかし、体の警告信号に正しく対応できないのは、科学一辺倒の医学と医療、学校教育の弊害という他ありません。
人間には、自然界と調和せずには生きられない仕組みがあるということです。
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鍼 覚王院 シャローム治療室
院長 滝山 博行
〒223-0062 横浜市港北区日吉本町1-24-16
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info@hari.gr.jp http://www.hari.gr.jp
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評価・お礼
なか3 さん
ご回答ありがとうございます。
大変参考になりました。
先日まで湿布していました。(笑)
疲労からくるものとは考えてもいませんでした。
体力的なところも厳しい環境ですが、
精神的なところも、なお厳しいところですので
ストレスも関係しているのではと思えます。
できるだけ、体を休めるようにします。
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