対象:住宅設計・構造
森岡 篤
建築家
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デッキをくつろげるスペースに
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kanasoさん、こんにちは
パルティータ建築工房の森岡です。
私の事務所では、バルコニー(ウッドデッキ)は、物干場でなく、庭園の1つとして扱い、内部の部屋と同じように、食事やお茶でくつろげるスペースにしたいと考えています。
そのため、バルコニーが外部から丸見えにならないよう、外側をパーゴラ(格子など)で囲い、バルコニーと接する居室とはできるだけ一体となるようにします。
バルコニーをくつろげるスペースにするためには、奥行きが必要で、できれば1間(1.8m)はほしいものです。
写真の例は、敷地の制約で、奥行きは1.6mしかとれませんでしたが、バルコニーとLDとの間は、巾2間の全開できる引き違い窓にすることで、内外一体空間をつくりました。
バルコニーの外周は、高さ約2mのタテ格子で囲い、外部からの視線をコントロールしています。
冬の写真でわかりにくいのですが、デッキ奥(下の写真で)には、ヤマボウシが植栽(地上に)され、タテ格子と同じ位の高さとなっており、春には新緑が茂ります。
このケースは、床デッキの間隔を開け、スノコ状にすることで、デッキ部分は床面積にも建築面積にも参入していません。(検査済証取得済み)
参考にしていただけたら幸です。
評価・お礼
kanaso さん
やはり奥行きがないとくつろぎスペースにするのは難しそうですね。。。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
今度新築予定です。
北道路のため、南側にちょっとした庭スペースができる予定です。
同じく2階南側にウッドデッキができる予定です。
床面積に含めないために、奥行きが芯芯で910mmです。
ウッドデッキです… [続きを読む]
kanasoさん (東京都/29歳/女性)
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