対象:住宅資金・住宅ローン
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住宅購入時期の選択について
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りよ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
土地を購入するかどうかは、重要な判断ですし、ご相談の詳しい背景等がわからないので、あくまでご参考としていただきたいのですが、ご両親の助言は、土地を譲る話を抜きにしても、的を射ているのではないかと思います。
ご相談にあるように、マイホームは、早く買わないと家賃がもったいないのでは、と考える方は多いです。しかし、投資信託等のリスク商品を活用して、住宅ローン金利と同程度の利回りの運用を考えていけば、家賃で払うか、利息で払うかの違いで、それほど極端な差は生じないことがわかります。もっとも、しばらくの期間、手狭な賃貸マンションに暮らすことが前提にはなりますが。
例えば、全期間固定年3%、3千万円の住宅ローンを30年返済で組んだ場合、月々の返済額は、12万6481円ですが、当初10年間の返済額の合計、約1518万円のうち、利払い部分の合計は、約798万円にもなります。
一方、その10年間を賃貸派で過ごした場合、家賃が8万4千円で、毎年約2千円/月上昇しますので、10年間払うと、合計で約1116万円。上の約798万円との差は、約318万円です。仮にこの10年間に、住宅購入資金の800万円と月々4万円(家賃と返済額の差額分程度)について、年3%の複利運用ができたとすると、運用結果は、合計で約1634万円になります。その運用益は、約354万円になりますので、上の約318万円との差を埋めることができます。
但し、上記の計算は、税金・手数料を考慮しておらず、金利変動リスク、税制改正リスク等も考慮しておりません。最終的には、信頼できる専門家と一緒に綿密なライフプランを作成された上で、いろいろと相談しながら決められると良いでしょう。
評価・お礼
りよ さん
様々な意見があり、それぞれ納得できる部分があるなと思いました。まだ自分の中で考えがまとまってない気がするので、もう少し整理してみようと思います。ありがとうございました。
回答専門家
- 森本 直人
- ( 東京都 / ファイナンシャルプランナー )
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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