対象:投資相談
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渡辺 博士
ファイナンシャルプランナー
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貸借取引のことではありませんか?
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ファイナンシャルプランナーの渡辺博士です。
現在、株式相場が思わしくないことから、塩漬けとなっている株券が多く存在すると思います。
そんなときにわずかでも利益を出すことができるのが、貸借取引(レンディング)です。
これは松井証券とマネックス証券だけでなく、多くの証券会社が行っております。
恐らく、こけっこさんがお取引されている証券会社でも行っていると思います。確認してみて下さい。
この取引を使うには、半年程度以上証券会社へ保有株式を貸し出すことで、金利相当を貸借料としてもらうことができます。
つまり、100万円の株式があったとすると、その100万円は塩漬けのため売却しない限り損得はありません。(配当などは考慮せず)しかし、もしその100万円が預金となっていれば金利がもらえることになります。その金利程度を手にすることができるため、預金に入れているのと同じような利益が期待できます。
さらに株券は売却したのではありませんので、返還後は元通りになります。
ただし、名義は一端変更されてしまいますので、3月末などで決算期をまたいだ場合、配当金や株主優待などの権利はいったん消滅してしまうのでご注意下さい。
普通に株式取引をできるだけのリスクが取れるのであれば、安全性は問題ないと思います。
又、口座管理料は普通にかかってきますので、その件がネックとなるのであれば、資産規模にもよりますが口座管理料の方が貸借料より大きな金額となりますので、他社移管をする場合、移管手数料を考慮してもなおお得であれば、その方が結果として有利だと思います。この件は貸借取引とは関係ありません。
評価・お礼
こけっこ さん
詳しいご回答ありがとうございました!
大変わかりやすく参考になりました。
返信が遅くなり申し訳ありません!
調べてみたところ取引している証券会社にも貸借取引制度があり年利0.2%でした。
これですと講座管理料のほうがかかってしまうようです。
また、この会社の場合、株主と証券会社の契約になるようなので、預ける期間の金利は受け取れるようですが、松井証券の預株制度の場合、必ずしも預株料を受け取ることができるわけではないようです(間違っていないでしょうか?)。
他の会社も比較して考えてみようと思います。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
当分売る予定の無い株を証券会社に預けています。
講座管理料がかかっているため、他の会社に移すことを考えていますが
株を貸すことを友人に勧められました。
調べたところ松井証券とマネックス証券にそ… [続きを読む]
こけっこさん (宮城県/42歳/女性)
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