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対象:経営コンサルティング

長坂 有浩

長坂 有浩
経営コンサルタント

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パブリックカンパニーの準備が一番大切

2008/02/08 02:26
(
5.0
)

規定の整備や権限規定等、細かい作業はもちろん必要です。
それはIPOに関する書籍が多くでているので今回は違う視点でコメントします。

本来、管理部門の責任者が留意すべき点は以下の3つです;

(1)「パブリックカンパニー」化する準備をイニシアティブを取って進めていくこと
(2)上場前後の資本政策をしっかりと作っておくこと
(3)エクイティストーリーに基づくIR体制を社長と共に作っていくこと

(1)
未上場のオーナー企業の場合、多くは良くも悪くも「社長の会社」になっています。社長と会社との金銭のやり取りや、税金対策的な子会社、社長の他社との役員兼務等々。

これらは上場準備の過程ですべてチェックされて修正されます。
パブリックカンパニーになるということは、「社長の会社」ではなく、「ステークホルダーの会社」として、透明性のある企業になるということ。

望むべくは、外部からそれを指摘する前に、内部で整理をしておくべき。社長にそれを説得していくのは管理部門責任者の役目。かなり重要なポストです。

(2)
上場前後の資本政策を誤ると、上場後に困ったことになります。
上場前にあえてベンチャーキャピタルからのファイナンスを受ける必要があるか
上場時の株数は本当にこれでいいのか
上場後に株価が上がったときにどのような対策(株式分割、単位変更、増資等)を打つか
例えば店頭上場等の場合、東証上場までにどのような資本政策を進めるか

これらは上場前にすでに考えておくべき。

(3)
IRは、単に「株価を上げるためのアピール」ではありません。投資家との信頼関係を作るためのコミュニケーションの場です。エクイティストーリーを作るのは社長の役割ですが、数字で整合性を取るのは管理部の役割。二人三脚です。

ベンチャー企業の多くは管理部門が弱いです。基準は「社長に対等に意見できるかどうか」。管理部門が強いと会社も強くなります。是非、社長のチェック役になってください。

評価・お礼

ポプラ さん

ありがとうございます。ご回答の仕方がこなれていて読みやすいです。役にたちますので、またよろしくお願いします。

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この回答の相談

株式を公開するうえで管理部門が留意すること

法人・ビジネス 経営コンサルティング 2008/02/07 11:56

会社やその状況によってまちまちだと思いますが、株式
公開するうえにあたって管理部門の責任者はどういうことに留意したらいいでしょうか。

ポプラさん (埼玉県/33歳/男性)

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