鬱病からの回復
平成15年から鬱病に罹患し、休職を経て復職途上にあるとのこと、応援しております。鬱病は再燃・再発することも少なくありませんから、''急がず焦らず''、ゆっくりと復職訓練に取り組んで下さい。
そのためには、ご家族、上司・同僚の方々のご理解ご協力も欠かせません。「職場で迫害を受けた」こともあるようですから、''直属の上司''の方とはよく相談して、場合によっては主治医との三者面談などしていただけるとベストでしょう。
なお現在の抗うつ薬はノーマルン(一般名アミトリプチリン)145mg、スルピリド50mgですから''必要十分量''です。更にリチウム200mgを飲まれているようで、苛々など多少の躁的な因子も考慮されているのでしょう。不眠にはベゲタミンが確かに効果的です。フェノバルビタールを含んでおりますので、大量服薬は決してしないで下さい。
最後に「うつからの社会復帰ガイド」(岩波アクティブ新書)をお勧め致します。拙著コラム鬱病シリーズもご一読いただけると幸いです。どうぞお大事にして下さい。
茅野 分(銀座泰明クリニック)
回答専門家
- 茅野 分
- ( 東京都 / 医師(精神科) )
- 銀座泰明クリニック 院長
東京・銀座の心療内科・精神科、夜間・土曜も診療しております。
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この回答の相談
平成15年12月から不眠が生じ、精神科を受診し、不眠症と診断されました。なんとか1人で乗り切り、16年4月1日から人事課の筆頭係長に抜擢の内示をいただきました。しかし、このとき既に心は、ボロボロで… [続きを読む]
hisasi4516さん (三重県/37歳/男性)
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