対象:心の病気・カウンセリング
妄想性パーソナリティ障害の疑い
ご主人が被害妄想的で、この先ご心配とのこと、心よりお見舞い申し上げます。ご提示の言動は''妄想性パーソナリティ''が疑われます。
「妄想性パーソナリティの方は、他者を信用できず懐疑的になりがちです。特に証拠ないのに他人は自分に悪意を抱いていると疑い、報復の機会をうかがいます。対立が生じた時、その一部は自分のせいでもあることには思い至りません。職場での交友は少ないですが、有能でまじめです。
治療としては、自分の行動に問題があるとは思っていないため、状況に適応していない思考や行動が引き起こす有害な結果に本人を直面させる必要があります。それにはまず、本人の思考や行動パターンから生じる望ましくない結果を繰り返し指摘します。ときには行動制限を加えることもあります」(メルクマニュアルより)
つきましては''精神科医と相談''されてはいかがでしょう。普段の対応の仕方をはじめ、場合により服薬なども提案されることでしょう。ご本人に治療意欲がない時はまず奥様のみでのご相談も可能です。なおEDに関しては泌尿器科医ともご相談ください。どうぞ宜しくお願い致します。
茅野 分(銀座泰明クリニック)
回答専門家
- 茅野 分
- ( 東京都 / 医師(精神科) )
- 銀座泰明クリニック 院長
東京・銀座の心療内科・精神科、夜間・土曜も診療しております。
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