対象:投資相談
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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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FXと投資信託の違いと、投信での分散投資の勧め
ばん様 初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
FX(外国為替証拠金取引)とは日本円と米ドル、日本円とユーロ、米ドルとユーロなど、異なる2国間の通貨を交換し運用する取引の事を言います。
100万円を証拠金として口座に預けると、1倍〜100倍(金融機関により倍率は変わります)の取引が出来ます。例えば100倍のレバレッジを掛けると1億円の取引が出来、1ドルが100円の場合米ドル100万ドルが購入できます(手数料を除く)。この場合1ドルが101円になった場合は100万円の利益が出ますが、99円の円高になった場合には、100万円の損失が出て証拠金として納めた資金はゼロになります。
また、通貨間の金利差によりスプレッドといわれる金利を得る(払う)ことが出来ます。金利の高い通貨を購入(円でドルを買う)すると金利差分を得られ、金利の低い通貨を購入(ドルで円を買う=ドルを売る)するとその差を支払わなければなりません。大きく利益を得ることも出来ますが、大きな損失も蒙る取引です。
通貨の予測はプロでも難しいものです、FXはゼロサムゲームで例えば通貨の高くなる目安くなるという2どちらかに掛ける投機です。
投資信託は株、債券、不動産、商品等現物資産に分散投資するもので、長期間の保有を目指した投資になります。例えば100万円を、株式を対象にした投資信託を購入した場合、対象とした株式群の配当金や値上がりが実現した場合、投資信託の基準価格が上がり収益が出ます。また値下がりした場合には元本割れも発生します。また、当該投資信託の分配金を再投資することで資産を殖やします。
補足
様々な実証研究によれば資産運用の成果の91%は資産配分によって決まると報告されています。
従いましてお手元の100万円は国内外の債券や株式への分散投資をお勧めします。
例えば4資産に25円ずつ均等配分しますと、期待リターンは4.3%、リスクは8.7%になります。私のHPに資産配分シリーズとして資産配分検討表とともに、年金を運用している、年金積立金管理運用独立行政法人、年金基金連合会や企業年金連合会の資産配分、そして各資産クラス別の期待収益率を掲載しています。宜しければご一読下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html
また、現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。私のHPにインデックス・ファンド、日本のETF(上場投資信託)と日本で購入できる海外のETFを掲載しています。ご参照下さい。
http://www.officemyfp.com/toushishintaku-7.html
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
最近FXというのをよく耳にしますが、投資信託とかとはまったく別のものでしょか?たとえば、100万円を運用していく中でどんな違いが出るものでしょうか?
また、最近の円高だからこそできるという商品は… [続きを読む]
ばんさん (大阪府/48歳/女性)
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