対象:住宅設計・構造
設計担当者に詳しく説明してもらいましょう
全般的な視点ではすでに分かりやすい回答が出ていますが、ご質問にある「1本の柱で強度はどの程度変わるのでしょうか」という視点ですこし記述します。(同じことの言い換えになりますが)
結論から言うと、強度は全く変わらない、ということになると思います。
木造在来工法は、柱、梁、耐力壁(筋交いなど)の総合力で構造的に成り立っています。だから柱が増えれば梁のサイズが小さくて済みますし、逆に柱が減れば梁のサイズを大きくする必要があります。そして最終的に、法規上求められる構造耐力が確保できるレベルの構造とします。柱が減っても強度は変わりません、というか、変えません。
問題が2つ。
○2階の計画によってはそもそも柱を減らすことができない場合がある
○柱が多いことよりも、梁のサイズが大きいことの方がコストがかかる
「柱が少ないと正直不安」というのは、やはりみなさん感じることのようですね。構造のことは感覚的には分かりにくい部分なので、担当している建築士さんにできるだけ詳しく質問して、納得いくまで説明してもらうのがよいでしょう。
回答専門家
- 運営 事務局
- ( 東京都 / オペレーター )
- 専門家プロファイル
登録している専門家やQ&Aやコラムといったコンテンツをご紹介
専門家プロファイルに登録をしている皆様の記事や、Q&A、まとめ記事など編集部でピックアップしたものを定期的に配信していきます。よろしくお願いいたします。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
現在、在来工法で注文住宅を建築予定で間取りの最終調整中です。
1Fを添付のような間取りにしようと思ってますが、和室の角(赤矢印部分)に柱を入れるかで悩んでます。
建築士の先生は外しても構造上問題は… [続きを読む]
くまさんさん (千葉県/37歳/女性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A