汚れを落とすということ

はにこさん、はじめまして。
伊藤朱子アトリエの伊藤です。

メンテナンスフリーの外壁材、ということですが
どの材料も基本的には経年変化として汚れは付着すると
お考え下さい。

例えば、タイルも色によっては汚れが目立ちますし、
また、建物が地震などで揺れた場合などは目地に亀裂がはいる可能性もあります。
タイルの目地は当然、なおした方がいい問題ですから、
これらのことが起こっていないかどうかチェックをする、メンテナンスを
することは考えられます。

板張も日焼けによる色の変化が起こります。
色の変化は気にならなければメンテナンスしなくてもよい、
ということになります。

その他の材料も同じように考え、「汚れをそのままにしてもよい」
ということであれば、メンテナンスフリーのものは多いと思います。
サイディングやガルバリウム鋼板などもメンテナンスフリーと言えるでしょう。

また、雨や光によって自然と汚れを落とす塗装がしてある材料があります。
そのような効果をもたらす塗料のようなものがあります。

例えば、タイルでも雨によって汚れを自然と落とすことができるわけです。
このような材料を選べば、「汚れをきれいにする」というメンテナンスは
必要がなくなります。
または外壁に雨で汚れが落ちるようにな効果のある塗料を塗っておくことも考えられます。

但し、どのくらいきちんと汚れが落ちるのかは、残念ながら私は施工の経験がありませんし、
様々な意見があるようです。

ご参考になれば幸いです。