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長坂 有浩

長坂 有浩
経営コンサルタント

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とっても難しいですが、やっぱり「ビジョン」です。

2008/01/19 03:54

はじめまして。アリスカンパニー長坂です。

いろんな会社を見てきました。
経営者の多くが起業後頭を痛めているのは「創業メンバーとの関係」といっても過言ではありません。会社が軌道に乗ってきたときは特に。

まずはメリットデメリットについてコメントします。

<メリット>
(1)自分ひとりでできることには考え方にも収益の伸びにも限界があります。複数で仕事をすることで仕事のパワーとスピードは倍増します。
(2)一人で仕事をしていると、誰にも管理されない分、どうしても「甘え」がでてきがち(これは実に多くの方がおっしゃっています)。よく知っているお互いの存在で、けん制しあい切磋琢磨することでがんがん仕事ができたりします。
(3)日常的にブレインストーミングやディスカッションができるため、ビジネスのブラッシュアップが容易。

<デメリット>
(1)当然ですが、立上げ時は特に、給与という固定費により損益分岐点(利益がでる売上)が上がります。売上的に苦しい立ち上げ期は結構つらくなることがあります。
(2)チーム各人の方向性がずれてくるとお互いの意見をゆずらず、社内が分裂してきます。本人達よりも、従業員が戸惑い士気が低下することがあります。
(3)会社経営において、オーナーや代表取締役とその他の役員とでは会社に対する責任感とコミットメントが徐々に変わってくることが多いです。借入の個人保証をするのはほとんどが代表取締役。かといって、出資比率を均等にすると、方向性がずれてきたときに会社としての意思決定がほとんどできなくなります。

とても多いのは、「立上げ時は志を同じくしてスタートしたはずのチームが、時が立つにつれて方向性にズレがでてきて、まとまりがなくなってくる。創業メンバーとして苦労を共にしただけに、心のどこかに遠慮があってそのまま放置せざるをえない」というケース。こうした苦悩が会社全体に蔓延したとき、会社内でいろんな問題に波及していきます。

(続く)

補足

パートナーを選ぶ基準は以下の3点だと思います。

(1)経営理念やビジョンに全面的に共感を抱いていること
(2)それぞれが得意な領域を持っていて、役割分担ができること
(3)何事にもポジティブであること

特に(1)が大切かつ難しいかと思います。会社組織はいろんなタイプがいた方がいいです。同じような人間だとストッパーがいなくなりがちなので。「経営理念」はその人の「価値観」です。それがチーム組成時に合わないなら、その後はますます合わなくなってきます。

それを見極めるには?時間をかけて対話をしていくしかありません。自分の夢、会社をどうしたいか、社会にどのように貢献していきたいか。。そういったものを何度も何度もディスカッションしてください。その中で違和感がないかどうかを確認してください。

メリットのところでも書いたように、チームのパワーにはすごいものがあります。よいパートナーに恵まれた経営者は自分一人では得られない力を得ることができますし、会社は成長していきます。ホンダもそう、ソニーもそうです。
これはとにかく時間をかけて、じっくりと取り組んでください。

(現在のポイント:1pt このQ&Aは、役に立った!

この回答の相談

ビジネスパートナーを選ぶ基準は?

法人・ビジネス 独立開業 2008/01/18 10:25

起業を考えています。チーム起業のメリット・デメリットと、ビジネスパートナーを選ぶ基準を教えてください。

※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。

All About ProFileさん

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