対象:住宅設計・構造
鈴木 克彦
建築家
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照明器具で陰影を上手に演出しましょう
実際の明治や大正の洋館に行ってみると感じることですが、照明器具がいわゆるレトロですね。
器具自体はお金さえ出せば、装飾ガラスのそう言った雰囲気の器具を買うことも可能ですが、大事な事は、光と陰を上手に演出することではないでしょうか?
作り手としては、照明計画の際に、後々「暗い」と言われることが一番困るわけです。
明るい場合には余分なものを消せばいいのですが、暗い場合には器具を増やすことが出来ないからですね。
ただ、だからといって、何でもかんでも明るくすればいい、と言う風潮があるのも事実だとも思います。
例えば新聞を読む、これはそれなりの明るさがないといけません。
ですが、家中、ありとあらゆる場所で新聞を読めるに適した照度が必要なわけではありません。
適度な暗さが、逆に良い雰囲気の明るさを演出する、と言うこともあるんですね。
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この回答の相談
明治、大正時代の洋館の優雅な雰囲気に憧れています。家を建てる際にテイストを取り入れたいのですが、ポイントを教えてください。
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
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