対象:リフォーム・増改築
建築基準法上の処理も発生する可能性も
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偽星さん、年末に火事とは大変なご経験でしたね。ご家族には被害はなかったのでしょうか。
まずしないといけないのは構造的にダメージがある部材の抽出などの現場調査です。
1階は水浸しだけで構造上のダメージがなければ乾燥が必要です。
自然乾燥を待っていたら季節柄なかなか時間ばかりかかってしまいますので、ここは強制乾燥の必要があります。大型の温風機を使って終日送風する必要がありますが、たっぷり水を吸い込んだ木材の急激な乾燥収縮による割れが生じます。その割れの生じた部材の調査・取替えなども乾燥後に必要になります。
2階に関しては状況が不明ですが、予想で申し上げれば屋根まで含めて総作り変えの必要があるのではないかと思います。
建築基準法上では、非常災害があった場合には、特定行政庁(県庁)が指定する地域においては、災害による破損した建築の応急修繕や被災者自ら使用するために建築する30平方メートル以内のものに関しては確認申請を必要としないという規定がありますが、その規定にこのケースが当てはまるかどうかを建築指導課などへの問い合わせをしてみてください。あてはまらないと判断されたら建築確認申請が必要になります。
以上の内容のことから、依頼するのには本来ならば設計事務所に依頼してほしいところですが、木造を手がけているある程度の規模の建設会社に依頼されてもいいと思います。個人経営のような建設会社では対応ができない恐れがありますね。
参考になりましたでしょうか
評価・お礼
偽星 さん
早い回答や全く考えていなかった分野の事を教えて頂けたので非常にありがたかったです。
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