対象:住宅設計・構造
森岡 篤
建築家
-
家具に注意
パルティータ建築工房の森岡です。
平成15年の法規改正で、いわゆるシックハウス対策の規制が行われるようになり、常時換気、及び、使用材料に規制を行うことになりました。
今では、あたりまえのように法規上最高ランクの☆☆☆☆(フォースター)の材料が使われていることと思います。
自然素材などを用いて、よりグレードを上げるのも一つの方法と思います。
問題は、家具など、室内に持ち込む物に有害物質が含まれているかどうかです。
家具には何の規制もなく、ホルムアルデヒドなどの有害物質が含まれているものも相当数あるとの報告があります。
家本体には厳しい規制を行っていても、持ち込んだ家具が有害物質を放出していたら、意味がありません。
家具などの有害物質を調べるには、メーカーによっては表示していることもあるかもしれませんが、一般的にわかりませんので、個々に測定するしか方法がありません。
一度シックハウス症候群の症状を経験した方は、非常に微量の物質でも再発するといいます。
このような場合は、家だけでなく、持ち込むさまざまな家具・什器も含めチェックする必要があるでしょう。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
シックハウス対策の家を新築したいのですが、どんなことに気をつければよいでしょうか?
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A