家自体には、大きな問題は無いでしょう - 専門家回答 - 専門家プロファイル

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

注目のQ&AランキングRSS

対象:住宅設計・構造

家自体には、大きな問題は無いでしょう

2008/01/05 07:49

築20年の木造住宅のようですね
壁面に置いた本棚の重さにより床が下がるのは
2つの原因が考えられます
一つは、接合部の緩みあって、書籍の重さで接合部が少し動いた場合
二つは、書籍直下の木材が重さで少し変形した場合です
いずれの場合も構造的には大きな問題にはなりにくいものです
「接合部の緩みついて」
2階建て木造住宅は、木材が何層も組み上げられて構成されています
基礎の上の土台
土台の上に1階の柱
1階の柱の上に桁や梁などの横架材
この横架材の上に床を直接支持する根太
このように、2階の床に到るまで4層の構造材が組み合わさっています
20年前の新築ならば、新築当時、十分な乾燥材を使用したとは考えにくい
このため、自然乾燥の進行により、接合部に緩みが生じています
この緩みが、書籍の重さで動いた(締まった)ものと思われます
この場合は、荷重を取り除いても、復元する事は考えにくい状態です
「木材の変形について」
重さによる木材の変形には、横架材(梁・根太など水平構造材)のタワミによるもの
重さによって木材がつぶれたり縮んだりする変形によるものなどがあります
タワミによる変形の場合、荷重を取り除いたときに復元する場合も多いのですが
荷重の程度と期間により「クリープ変形」といって、タワミが残ってしまう事もあります
また、木材は、その繊維方向と直角の方向に対する圧縮強度は、繊維方向ほど強度がありません
荷重の程度によっては、少しつぶれてしまいます
この変形も元に戻りにくい変形です
これら変形の場合でも、強度が大きく低下したりするものではありません
ということで、構造的には大きな心配は少ないと思います
しかし、締まらない窓やドアでは、生活に支障があります
専門家(工務店や建具屋さん)に見てもらって
「建て付け調整」を依頼しなくてはならないものと思います

NPO法人 新木造住宅技術研究協議会会員 齋藤保雄
[[http://www.shinjukyo.gr.jp/]]

(現在のポイント:2pt このQ&Aは、役に立った!

この回答の相談

本の重みで床が沈んだ

住宅・不動産 住宅設計・構造 2007/12/19 19:02

2階に二畳の書斎を作り、本棚を三面に置いて本を並べていたところ、
本の重みで床が沈んだようです。
出入り口の扉の上部が引っかかり、閉まりません。
ガラス窓も鍵の掛け金の位置がずれて鍵がかからず、
… [続きを読む]

ハチオさん (長野県/47歳/男性)

このQ&Aの回答

原因取り除いても、少し残るかも 森岡 篤(建築家) 2007/12/20 08:56
防犯について 斉藤 進一(建築家) 2007/12/28 20:57

このQ&Aに類似したQ&A

北向きの家の採光・通風 くしろさん  2011-09-13 14:05 回答6件
長細い家の明るさ対策について さだりおさん  2011-05-10 23:42 回答5件
欠陥住宅なのでしょうか。。。 ほのゆいさん  2008-07-04 15:37 回答2件
2×4 3階建の家に増築したが・・・・ himarinさん  2016-04-28 13:02 回答2件
新築間取りでアドバイス下さい!わ あいらぶゆーさん  2015-03-25 05:47 回答3件