対象:住宅設計・構造
「障害者の為の住宅」への返信
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初めまして、設計をしています須永と申します。
質問を読ませていただいた範囲での印象ですが、
建築費だけならそんなに特別な費用がかかることもないと思います。
随所に介護のための工夫(人が浴槽の両側に廻り込めるように、など)は必要でしょうが、
それらに伴うコストアップは建築費全体から見れば小さいと思います。
通常、核家族のための家ですと、
1000万円台から3000万円台というのが一般的な価格帯です。
(ただし1000万円台の家ですとだいぶ我慢も必要です)
土地面積は、30坪から50坪といったところでしょうか。
都内ですと15坪ということも珍しくはありません。
もし予算(融資可能金額)にゆとりがあるのでしたら、
広めの土地を購入して、
「1階には自分たち家族が暮らし、2階には賃貸住戸をいくつか設け家賃収入を得る」という、
介護のしやすさと予算確保の両立案もあるかと思います。
(土地の単価や借手がいるかという地域性の考慮は必要ですが)
障害をお持ちとのことで、なにかと大変なこともおありかと思いますが、
親身になってくれる設計士・建築業者との幸せな縁があるといいですね。
評価・お礼
チーズ さん
限られた情報で、かなり具体的なアドバイスをいただきありがとうございました。
回答専門家
- 須永 豪
- ( 長野県 / 建築家 )
- 須永豪・サバイバルデザイン
響きあう木の空間
森や山と人、地球が健全に回っていく様子を見届けたい。 木を街に届け人の営みに森をもたらし木が、森が、地球が、生命が、人が、そして星々や宇宙までもが響あいはじめるそんな木の建築空間宇宙の意図が起動する響きあう木の空間をつくろう
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