対象:経営コンサルティング
長期的な視野で見ると・・・。
初めまして。
結論から申しますと法人化すればいろんなメリットがあります。
節税の面ではかなりメリットが大きいのが現状です。
しかしながらデメリットもあります。
1、社会保険の加入義務(一人でもです)
2、赤字でも納税の義務が発生します(住民税7万円)
3、商業登記が必要になります。(店舗移転や役員変更の度にです)
4、決算・納税申告が複雑で専門的になります。(専門家に依頼する報酬が加わります)
それゆえに、「節税」という一点のみに着目するのではなく、メリットとデメリットを天秤にかけて総合的に判断する必要があるのです。
一方数値以外でも法人化のメリットはあります。
1、社会的、対取引先に対する信頼度が増す
2、求人の際に有利になる
このあたりが一般的にメリットとしてあげられます。
資金的な理由で法人化を考えられるなら、基準としては1千万超(一千万後半くらい)の事業所得があるというラインが法人化により資金的なメリットが受けられる数字です。
それ以下ですと節税を含めてもデメリットの方が勝る場合がほとんどです。
そう考えると一番重要なのは事業者本人の意識的な意気込みや目標かもしれません。
更なる発展を目指して・・・という想いがあれば長期的に考えて法人化することも選択肢の一つだと思います。
回答専門家
- 運営 事務局
- ( 東京都 / オペレーター )
- 専門家プロファイル
登録している専門家やQ&Aやコラムといったコンテンツをご紹介
専門家プロファイルに登録をしている皆様の記事や、Q&A、まとめ記事など編集部でピックアップしたものを定期的に配信していきます。よろしくお願いいたします。
(現在のポイント:2pt)
この回答の相談
夫婦で理容店を開業しています。今年の売上は600万円の見込みです。今現在は、青色で申告していますが、国保年金税金が、年80万以上かかっています。
気持ち的には、年金は厚生年金… [続きを読む]
ぱぱ★ さんたさん (北海道/44歳/男性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A