対象:不動産売買
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いろんな意見があると思いますが・・・
こんにちは。
不動産コンサルタントの鎌倉靖二です。
とても難しいテーマですね。
どちらに重点を置くかは、住み替えの有無、家族構成、
生活スタイル、子供の教育、仕事、親との関係等
によって異なると思います。
・「資産価値」の考え方
「資産価値」を重視しなければいけないのは、
第3者に対して物件の価値をアピールする場合です。
optioさんが、買った家を将来売ったり、貸したりする場合に
価値を維持していないと困るということですね。
将来の売却・賃貸を考えれば、
第3者が価値を認めてくれる物件の方がいいということです。
(価値を維持向上させるためのメンテナンスも重要になってきます。)
逆に、買った家にずっと住み続け、第3者への売却・賃貸を考えなければ、
極端な話、第3者に対する資産価値はゼロでもいいのです。
自分にとってだけ価値があればいいのですから。
つまり「資産価値」の重要性は
住み続ける場合:相対的に低くなる
住み替えが予想される場合:相対的に高くなる
といえます。
・「住み心地」の考え方
「住み心地」というのは、建物や周辺環境だけでなく、
家族構成、生活スタイル、子供の教育、仕事、親との関係等を
含めて考えるべきだと私は思います。
そして豊かさを実感できる住み心地の良い家というのは、
人の心・体にとてもよい影響を及ぼします。
このように考えると「住み心地」の重要性は、
住み続けるか否かにかかわらず高いといえます。
結論として、
家族構成・生活スタイルの変化、転職・退職、親の介護等にかかわらず、
一箇所に住み続けるのであれば、「住み心地」を重視した方が良さそうです。
逆に、変化に応じて機動的に住み替え・買い替える場合は、
「資産価値」の重要性も認識しなければならないということでしょう。
(この場合は「買う」に加え「借りる」という選択肢もでてきますね)
補足
将来にわたっての資産価値の把握は、
地価動向、人口動向、物件の需要と供給、建物維持管理の状態等を
見極めなければならないため、とても難しいことですね。
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この回答の相談
家の購入を考えていますが、都心からはなれた郊外だと、家族(夫婦、子ども二人)で広々と暮らせ、比較的自然も豊かです。
しかし、住宅関係の本やインターネットサイトを見ると、… [続きを読む]
optioさん (神奈川県/30歳/男性)
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