対象:マッサージ・手技療法
滝山 博行
鍼灸師
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痛みは全身の注意信号
ご質問ありがとうございます。
前かがみという姿勢で腰痛を感じるのは、腰周辺の筋肉の柔軟性が劣っているということですが、その理由はいくつか考えられるわけです。
まず、日々の生活と睡眠の中で、全身の疲労回復が十分に行われていないことが根本的に考えられます。特に、女性の場合は婦人科の冷えにつながり、胃腸の働きも悪くなります。
このような体調になるだけでも、体は注意信号として痛みを発信します。まだ、動かして痛みを感じるだけですが、全身の健康状態が改善されないと、じっとしていても痛みを感じるようになります。
婦人科系が冷えるということでは、体を冷やす食べ物を注意するだけでも、この類の腰痛からは解放されるものです。生野菜などは体を冷やす典型的な食べ物です。
鍼灸治療では的確に体の不都合な状態を整え、痛みが消えますが、やはり日常の生活習慣と食生活が基本的な注意事項からズレていると再発を繰り返えすことになりかねません。
どうぞお大事にしてください。
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鍼 覚王院 シャローム治療室
院長 滝山 博行
〒223-0062 横浜市港北区日吉本町1-24-16
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この回答の相談
ここ1年くらい、前かがみになると腰に痛みを感じます。
初めのうちは運動不足かと思っていましたが、ストレッチ等をしても一向に変わらなかったので病院にてレントゲンをとりましたが異常なし…。
最近では顔を洗ったりするだけでもかなり痛くなるのですが、本当に異常がないのか心配です。
みゅううさん (北海道/27歳/女性)
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