対象:投資相談
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リスクをとった運用が可能な年代です
いてす様 はじめまして。FPの小松英二です。
いてす様には、32年間の積立期間があります。その期間を大きく3つの期間に分けて、運用戦略を立てるのはどうでしょうか。最初の一期はいてす様のこれからの12年です。あと2年で30歳となりますので「30歳代」と申し上げましょう。続く「40歳代」「50歳代」と区切って、リスク許容度を軸として配分比率を大きく見直していくのです。49歳の私が過去を振り返りますと、時間の経過とともにいろいろなリスクが取り辛くなってきたのが良く分ります。挽回できる時間が刻々と縮まり、無理が効かなくなっていくのです。
いてす様の401kを中心とした資産運用を戦略的に組み立てると、「海外の株式のウェイトを高めて、ハイリターンを狙う30代」「株式の比率を下げ、債券とのバランスに配慮する40代」「(厚生年金などの安全運用比率を参考に)堅実な運用で着実に支給開始年齢に備える50代」という姿が描けます。参考にして下さい。
次に当面の運用ですが、出来れば海外の株式を資産運用に組込みたいところです。世界経済はBRICsを中心とした新興国が引っ張るかたちで5.2%(2007年:国際通貨基金の見通し)の空前の好況なのです。その成長の果実を手に入れるためには、海外の株式に目を向けることです(ただ、債券と株式を合わせた海外の比率は40%を上限として、過度にならないように注意して下さい)。具体的には海外株式(インデックス・ファンド)等への配分をお勧めします(401kのラインナップに見当たらない場合は401kとは別枠運用です)。
最後に、ご質問に対するアドバイスを整理します。
― 元本確保型は、そのウェイトを下げること
― 外国債券型も若干ウェイトを下げること
― 外国株式のポートフォリオ組み込みを検討すること
― 国内債券型を出来れば少し持つこと
以上です。参考にしていただけると幸いです。
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この回答の相談
はじめまして。
昨年度より自社の退職金積立制度変更により、
退職金積立の一部が401k運用対象となりました。
現在の運用商品の構成は以下の通りです。
何かアドバイスなどありますか。
・元本… [続きを読む]
いてすさん (埼玉県/28歳/男性)
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